道鏡

道鏡奈良時代の僧侶です。

道鏡は読経が余りにもうるさ過ぎて左遷されました。

さらに平城京から平安京へ遷都したのは、左遷されてもまだ道鏡の読経が聞こえてきて、それがうるさ過ぎたからだと言われています。

孝謙天皇から寵愛を受けたのをきっかけに次第に調子に乗っていき、政治に口を出して煩がられた、というのは「煩い」というワードから連想された俗説であり、実際には読経がうるさ過ぎたというのが事実です。

地質調査をすると、当時の声の大きさを知ることができます。

また、音波が現在でも宇宙空間に伝播しているため、近年では宇宙背景放射から道鏡の当時の音声を抽出する研究も行われています。