ほぼ同じと同一人物

宇宙では ほぼ同じ という概念と 同一人物 という概念があり、しばし誤解を生じている節があります。

以前の記事 でもそのことについて言及しましたが、今回改めて解説します。

ほぼ同じ

まず ほぼ同じ とは、外見は似ているがあくまでも別人物であるという意味です。

ほぼ同じ 人物は本人を含めて宇宙全体で9000億人存在します。

つまり、ある人物が存在した場合、宇宙には8999億9999万9999人が存在することになります。

基本的に ほぼ同じ 人物はそれぞれ完全に独立しており、お互いが自分の ほぼ同じ が存在することを認識していない場合が多いとされています。

同一人物

次に 同一人物 とは、外見以外も全て同じの全くの 同一人物 であるという意味です。

同一人物 も本人を含めて9000億人存在します。

これらの 同一人物 は、例えば9000億人の中から二人をランダムに抽出して並べた場合区別する方法は一切ありません。

注意すべきであるのは、先程の ほぼ同じ たちにもそれぞれに 同一人物 が9000億人ずつ存在するということです。

この 同一人物 もお互いに 同一人物 が存在することを認識しておらず、誰がオリジナルであるという区別は存在しません。

時たま 同一人物 同士が遭遇することもありますが、特に何かが生じるわけではなく、お互いにコミュニケーションを取り合うことも可能です。

また、知らない間に入れ替わってしまうことがあり、このように入れ替わってしまった場合でもお互いは 同一人物 なのでそれぞれこれまでの生活を問題なく送ることができ、周囲も認識することはありません。

9000億年に一度の確率ですべての 同一人物 が一か所に集まってしまうことが知られています。

まとめ

  • ほぼ同じ はあくまでも別人

  • 同一人物 は完全に同じ人物

以上の事実は宇宙を意識する上で非常に基本的なコンセプトとなります。